子供に間違ったメガネの使用方法を教えるのも大人です。正しいメガネの使い方はご存知ですか?

子供がメガネを初めてかけます。
さて、あなたは授業中だけ使用すればいいと思いますか?

ちょっと考えてみてくださいね。
80%以上の人は、おそらく同じ回答が返ってくる事なんです。

最初だから授業中だけでいいのではないか、そう思われましたか?

本当に多いです。授業中だけ利用すればいい、そう思ってる人が大半をしめています。
眼科医ですら、そのような事を言う先生もいらっしゃいます。

 

ここからは、僕の考えになりますので、興味があれば読んでくださいね。

そもそもメガネを使わないと視力が矯正できない状況なんです。
視力矯正しなくていい人が、視力矯正用のレンズがはいったメガネは買いません。
見る事に、メガネなんて使いたくない。道具なんて使いたくない人が人の想いだと思います。
僕だって使わずに見えるなら、メガネなんて使いませんよ(笑)

メガネを使って視力矯正をしなければ、生活に不便な事が発生するから道具を使います。
人間だけの特権でしょ!道具をつかえる生き物って。

学生さんなら、黒板が見えない。
廊下の先から友達の顔が認識できない。などなど不便な事が起きる状況です。

学校の視力測定で、眼科検診をすすめられた場合は、もうかなりな屈折異常をしてることが多いです。
眼鏡処方箋や、当店での視力測定をさせてもらったデータをみても、ここまで低下しないと自覚でないのかな?そう思う事が多いです。

正しい見え方を、ただ分からないだけ。見え方って、こんなもんだと思ってるから理解できないのです。

メガネで視力矯正が必要になったら、使用場面を限定するのはダメだと思います。
大人に授業中だけと言われれば、子供は授業中しか使っちゃいけないんだ。授業中だけに使う道具なんだ。
こんな風に間違った解釈をしてしまうかもしれません。

使用場面を限定した事で、ボヤケて見えにくい時間を増やしてる訳です。
それって不便に思う環境をあえて作ってるようなものです。

店頭でお伝えしてるのは、登下校時、授業中、テレビ、この時は出来るだけ使うようにしてください。
こうお伝えしています。

そして、掛け続けれるなら、ずっと使う方がきっと楽ですよって言います。

くっきり見えるを覚えると、自然とメガネは使ってくれるようになります。

授業中だけなんて限定的な使い方は、僕は絶対にしないほうが良いという考え方です。
ちゃんと視力矯正ができて、くっきり見る事が出来るのに、わざわざ見えにくい見方をする必要はないでしょ!
不便生活を自分から選択してるようなもんです。

メガネの使い方を限定するのではなく、くっきり見える方が良いを教えて、道具を上手に使う方法を教えてあげる。
そういう事ってすごく大切だと思っています。

ちゃんとメガネ使えてますか?

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原田 敏和

メガネランドハラダ代表 シーンに合わせたメガネ選びアドバイザー 地元の北条高等学校卒業後、日本眼鏡技術専門学校へ。 卒業後3年間の修行期間を経て、家業のメガネランドハラダへ。 愛称はとっさん。

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