トニーセイムTS-10413を徹底解剖とは大袈裟かな

本日ご紹介するのはトニーセイムのフラッグシップモデルTS-10413です。

もうTS-10412はご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、それをベースに発売されたのがTS-10413です。

トニーセイムと言えばこのデザイン!と言っても過言じゃない象徴的デザインなんです。

フラッグシップモデルなんで、もちろん価格もブローバータイプのメガネフレームとしては高額です。
正直、『たかっ』って思わず言ってしまう方もいらっしゃいますからね。
価格65,000円(税別)ですので消費税込みだと7万円オーバーです。
それにレンズ代もかかってきますので、しっかりした製品でお探しの場合は、こういうフラッグシップモデルで探されると良いと思います。

べっ甲モデルだと420,000円(税別)うちは販売した事ありませんが、こんなモデルまであるのがトニーセイムです。

フレームのフロントフェイス

この面をとった部分が変更点なんですが、ちょっとした事でかけたときの表情に変化がでます。

TS-10412とTS-10413をかけ比べてみないと分かりませんよね。(店頭でご体験ください)

僕の感想だと、表情が柔らかくだせるのが413で男らしくいくなら412です。

チタンをこれだけの厚みで加工してあるんだから、ちょっと目の肥えたお客様ならごっついメガネやなぁと気が付いていただけると思います。

分厚いフレームに隠れた機能

正直、ブログではお伝え出来ないのが残念です。
通信販売でも不可能です。

何が?

この機能は言葉では伝わらない。

百聞は一見に如かずということわざがあるように、なんど文面で読んで聞いても一見にはかなわないのがこのフレーム。

かけ心地なんて文章よんだって実感できないでしょ。

すごく良いんですよ!って言われても、そうなんだ。くらいですからね。

だから、僕のブログを読まれて店頭で確認されるお客様がいらっしゃるんだと思うんです。

県外からもお越しいただく場合もありますから。

 

ここも僕がこのフレームをおすすめする理由のひとつ

レンズにフレームが干渉しない。

どういうことか?

フレームにバネとか柔軟性のある材料とかを使用してある場合、レンズに柔軟性の不可が伝わってしまうフレームがあります。

フレームをかける時に、レンズが一緒に動くといいますか、Vの字のようにレンズがひらいてしまうイメージですね。
一般的には安価な製品には多いように思います。

この干渉するのが、僕は嫌いなんです。メガネ屋としてのこだわりみたいなもんですかね(笑)

かけるたびにレンズが動いてたら気持ち悪くって使い物にはなりませんよ!
きちんとかけてズレないこと、やっぱりメガネとしては重要な事なんです。

細かいこだわりが詰まったフレームだと伝わると嬉しいです。

 

しっかりしてる分、調整や歪みを直すのには苦労します。
TS-10412の事で書いたブログを読まれた方からお問合せをいただいて、本当に板バネ部分の調整できるんですか?
他店では出来ませんと聞いたんだけど、どうなんですか?という問い合わせをいただきました。

実際、お顔幅にもうすこしフィットさせたいというご要望だったのですが、テンプルのバネ性を少し弱めるのと耳のかかりの調整。
これで解決出来そうなお悩みでしたね。(強めるだけが良い訳ではない)

出来る事と出来ない事は確かにありますが、トニーセイムの調整は自分もかけてることもあって、いろいろチャレンジしています。
だから出来ますよという事もあるんです。

当店でお買い求めいただいてれば対応はプライスレス。

追加パーツが必要な場合は、パーツ代は必要になります。

男性にはおすすめする1つのモデルですので、トニーセイムTS-10413を店頭でご確認いただけると嬉しいです。

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原田 敏和

メガネランドハラダ代表 シーンに合わせたメガネ選びアドバイザー 地元の北条高等学校卒業後、日本眼鏡技術専門学校へ。 卒業後3年間の修行期間を経て、家業のメガネランドハラダへ。 愛称はとっさん。

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