レンズを留めてるナイロン糸が切れてしまったら、どうしますか?

TS-10412

レンズをナイロン糸で留めるタイプのメガネフレームをおかけの場合

種類分類ではナイロールと言います。

このナイロンの糸がレンズを留める生命線ですから、切れてしまうとレンズは外れてしまいます。
ご自宅なら予備のメガネがあれば問題無いと思いますが、出先や仕事中におこってしまったら焦りますよね。

ここで、壊れてしまったと思わないでください!

ナイロン糸のみが切れた状態であれば、糸の張り替えを行う事で修理が簡単にできます。

フレームが破損した場合は、状態を見せて頂かないと説明できませんので、まずそのままお店に足を運んでくださいね。
これだけは絶対にしないでください!

瞬間接着剤をつけること

安易にくっつければいいとのお考えから、瞬間接着剤をつける方がいらっしゃいますが、これをされてしまうと逆に修理ができなくなる場合があります。
接着剤が取れなくて困ってしまう状況をイメージしてください。

でも、その場しのぎでいいからレンズを取り付けたい場合はコレ!!

セロハンテープでとめてください。

粘着物が少しついたくらいならエタノールで拭き取れますから、セロハンテープで一時しのぎをしていただくのが修理側は助かります。
この暑さです。ナイロンの糸も伸びたり縮んだりしています。
室内が冷えてるとプチンと切れる事も、室内から暑い屋外にでた時にいきなり切れる事もあります。
そんな時は、一番いいのは切れてしまった糸をそのままメガネ屋さんに行く事。
それが難しい場合は、セロハンテープで一時しのぎで貼り付けてくださいね。

そうなる前に、何年も糸の交換してないなぁ~そういう場合はメンテナンスで糸交換をおすすめしておきます。
絶対に切れないという事は無いですからね。
1年未満で切れる場合もあります。5年使っても切れない場合もあります。
当店の場合は、非常に切れにくいとされる糸を使用していますが、それでも切れる時は切れてしまいます。
絶対なんてありえないので、そうなる前にメンテナンス!ちょっと頭の片隅にでもおいておいてくださいね。

The following two tabs change content below.

原田 敏和

メガネランドハラダ代表 シーンに合わせたメガネ選びアドバイザー 地元の北条高等学校卒業後、日本眼鏡技術専門学校へ。 卒業後3年間の修行期間を経て、家業のメガネランドハラダへ。 愛称はとっさん。

最新記事 by 原田 敏和 (全て見る)