- 2014年06月04日
- カテゴリ:視力測定
視力測定で、あなたが訴えたい事は理解してもらえてますか?
視力測定は店頭でもおこなっています。
検査という表現はつかいませんよ!お店ですから、あくまで見え方の測定です。
とまぁ表現一つとっても面倒なのはご理解ください。いろいろ線引きがある問題です(笑)
視力検査は眼科さんがされていますからね。
でもね、店頭でこんな風に言われるお客様もいるのも事実です。
ボヤケて見えてたんだけど、答えようと思えば答えれるから、おそらく輪っかの切れ目は右じゃないかな。
そう思ったんで答えたんですよ。右ですと。
そしたら、見えてますね。って判断されたんです。それっておかしくないんですか?
この場合、測定者には伝わってませんよね。
被験者のボヤケという感覚が無視されています。ここ重要!
僕がお客さんから聞いたもっとも驚いた視力検査でのひとこま。
『もっとしっかりみて、見えるでしょ! 目をしっかり開いてちゃんと見て!!』
『どちらが切れてるのか、なんとなくでもいいから答えて』
これ検査ですか?
これは、さすがに無いでしょ^^;
お聞きした時は、本当にビックリしあっというより呆れ果てました。
実際にあった事なのですが、今もそのような事が続いてない事を祈ります。
どうして、無理矢理答えさせる必要があるんでしょうか?
今の現状を確認する為なのに、それを拒否するかのような検査ですよね。
そして、無理に答えた返答が正しかった場合。
『見えてますね』
おいおいおい、なんでーーーーーーー
僕は、こんな視力検査をした人の考えは理解できません。
お客さんも、今の見え方で見えてますねって言われても、見えてるという自覚じゃないんだから、ボヤケてると訴えても、その人には伝わらなかった。
なので、当店で相談されたと思うんですよね。
僕の測定の仕方と言うか、主訴をしっかり聞く部分をご存知だったからです。
結局、眼科医の検診では、視力出てますね。って言われたそうです。
病院では言えずに、言いやすいお店で相談になった訳ですが、眼科医へ伝えるべき人の問題といところでしょうか。
見えにくいからと眼科に行っても、無理矢理答えて見えてると解釈されてたら、わざわざ病院へいく時間もお金も無駄な訳です。
眼科医にまで伝わらなければ意味が無い事ですからね。
僕は、どのあたりからボヤケがでてきてるのかを探ります。
そして、度数調整だけで、そのボヤケが解消されるのかを探ります。
お客様の主訴を理解して、あなたに一番最適な道具を提供する事を考えます。
無理矢理に頭で考えた見え方が、きちんとした見え方であるとは思わない。
しっかり目で見た情報が、くっきり見えてる事が『見える』だと思う。
頭で分析して認識する。時間がかかって分かるような状態では、見えてるとは言い難いと思っています。
あなたの見え方や、ボヤケ方など、訴えたい事を分かってもらえる人に出会ってますか?
見やすい道具を手に入れるには、どんな人に合せてもらうかが一番重要だと思います。
原田 敏和
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