- 2014年07月09日
- カテゴリ:店長の一人言
抗がん剤治療をされてる方がメガネをつくる場合
なかなか難しい事が最近は続きます。僕の一存では判断できない事例です。
いろいろな病気がありますが、その治療過程で視力低下がおこっている場合です。
見えにくくなったので、メガネ屋で相談してみようと、一番初めにお考えいただいた事は嬉しいのですが、疾患がからんでくるとメガネ屋が安易に判断できないんです。
例えば、抗がん剤での治療をされてる場合。
お客様との会話で視力測定後教えていただく場合がほとんどですが、抗がん剤での治療をされてて視力が低下してる場合は、度数の調整を試みても、しっかり視力がでない場合が多いです。
その時点での最適な度数は出せますよ。
ただ、それが見やすいという自覚がでるようになるかと言えば、残念ながらそうでない場合が多いです。
ここのサイトに、抗がん剤治療における『目の症状』が書いてあります。
http://survivorship.jp/eye/cope/index.html
参考にしていただければ幸いです。
もしも、今お使いのメガネで見えにくいという感覚であるなら、まずは主治医との相談をお願いします。
安易にメガネを買いかえればいいだろうではダメです。(お客様判断はしないでください)
このような場合は、視力測定をしても必ず病院での相談をお願いしております(当店の方針)
今の状態で最適なメガネを作ればいいのか、一時的な状態なので少し我慢をして経過を見た方がいいのか。
そういう相談をしてから、メガネの購入検討をしていただく方がいいと考えます。
ただメガネを作るだけなら簡単です。そりゃメガネ屋ですからね。
治療過程の場合は、主治医とよく相談いただいてからご来店をお願いいたします。
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原田 敏和
メガネランドハラダ代表 シーンに合わせたメガネ選びアドバイザー
地元の北条高等学校卒業後、日本眼鏡技術専門学校へ。
卒業後3年間の修行期間を経て、家業のメガネランドハラダへ。
愛称はとっさん。
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