- 2015年07月29日
- カテゴリ:店長の一人言
運転免許の更新ができなかった事例があります
最近また増えてきたのでブログに書きたいと思います。
免許更新の際、後期高齢者講習を受けないといけない方に多いのです。
Aさんの事例
もともと眼科への通院をされていた。
免許更新の年度になって、視力低下が眼の病気が原因かもしれないので手術をうけられた。
もう片方の眼は、以前から視力はほぼでていない状態。(原因はお聞きしてません)
眼鏡処方箋でメガネを作製。
視力不足で運転免許の更新が出来なかった。と、再来店。
この場合、勝手に度数変更できない旨をあらかじめ伝えていましたので、すでに再処方を持参されての再来店でした。
手術をしたが思ったように視力が回復していないとお感じのようなんです。
メガネをかけても、かけなくても同じ見え方やと言われます。(再来店時)
この時点でおかしいですよね。
ちょっと強めときましょかと書き直してもらったと言われるが、僕の頭の中は既に処方箋の信用度合いがゼロです。
すいません。Aさん。どれくらい見えておられるか確認だけさせてください。
・・・・・視力測定・・・・・
両眼で見てもらって・・・・・0.2ですでにボヤケの自覚が
ええぇぇぇぇぇぇ、これで眼科は運転免許再取得できると言われたんですか?
とても運転できるような視力じゃないですよ!
初回来店時に確認してればと後悔するも、眼鏡処方を再度店頭で確認なんてほぼしません。
お客様から申し出あれば確認させていただいてますけど、処方箋=医師からの命令書みたいなもんですからね。
気を悪くされる可能性がありますが、僕は言いにくい事を言う決意をしました。
Aさん。メガネの度数を変更しても、運転免許で必要な視力には達しません。
現状で更新するのは非常に難しいです。
運転免許を返上される事をお考えいただける用にお願いしました。
普通免許で必要な視力は、両眼で0.7です。
眼科で見えると言われれば誰しも安心して、運転免許の更新へいかれると思います。
それで2回、3回と警察で視力測定で視力不足を指摘されれば、納得がいかなくて腹が立つと思うんですよ。
なんでや!!!(こんな感じだと思う)
それで、メガネ屋で聞いてみても、視力不足だと言われたら、そこで初めて落ち着いて受け止めれたのかもしれません。
メガネかけても、かけなくても同じだという事は、視力がかなりでてないんだなって。
残念そうに諦めなあかんか・・・・。
そりゃ加西市のような田舎で、車がないと不便極まりない地域にお住まいの方には、車の運転が出来なくなるのは非常にお困りになるのは当然です。
歩いて近所になんでもあると言える地域じゃないですからね。
北条ならなんとかなるかなって程度です。北条に住んでますが、僕なら車がない生活には不便だと感じると思います。
以前にも書いた事があったんですが、こういう説明をメガネ屋がするんですか?ということ。
眼科での視力測定で、しっかりお伝えしていただければ問題なかったんじゃないの?そう思います。
お客様も警察で何度も嫌な思いをしなくて済んだのになと思います。
今回は、免許を返上するという方向で考えて頂くこととなりました。
眼鏡処方箋を持参いただいてましたが、メガネの販売、度数変更等はしておりません。
今お使いのメガネを買い換えても、全く効果がない。主訴である運転免許の更新ができない訳ですからね。
視力低下が起こった場合、絶対見えるように出来る事は無いと僕は考えています。
メガネをすれば絶対に見えるようになる。
手術をすれば視力は絶対に回復する。
そんな絶対に見えるは無い!という事を覚えておいていただきたいです。
道具(メガネ)で、くっきり見えるようにできれば、これほど有難い事はないと思う。
未来には、必ず見えるようになる。見えるように出来る。
そいう時代が来れば素晴らしいと思いますが、現在では非常に難しい事が多いようです。
自分の見え方がどうなのか?
信頼できる相談相手あなたにはいらっしゃいますか?
原田 敏和
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