【メガネレンズ】はややこしい！種類がありすぎて、お客様も選ぶのが大変ですよね。そんな時はどうされてますか？

レンズの種類は多種多様ですが、単焦点レンズについて書きます。
単焦点レンズって何？ ※遠方用、近方用などの目的距離がひとつだけのレンズです。

・球面レンズ

・非球面レンズ

・両面非球面レンズ

これに薄型・超薄型などの表記はよく目にされるでしょう。
そのレンズにも、プロパー品（純正品）とセカンド品が存在します。
そして、社名も変えて販売してる安売り用のレンズまである。
車のパーツで言えば、純正品と代品　こういう表現ですね。

では、どんな違いがあるのか簡単に HOYA製品

レンズ材料が違う、検品精度が違う、コーティング精度（可能性もあります）など追加できるオプションにも出来る、出来ないがあります。

SEIKO製品

セカンド品は社名（SEIKO）を使ってません。
レンズ設計が根本的に違います。

ニコン・エシロール製品

こちらもセカンド品にはニコンの名前が入りません。
みなさんがご存知のニコンのブロンドロゴあるでしょ！黄色に黒い字のやつイメージできますか？
そのロゴは使用不可なんです。

レンズなんて削ってしまったら、ユーザーに分からないじゃないか！！

その通りですよね。

だからメーカーも、製造証明のカードを付けたり、度数カードをだしたり、お店はレンズ袋を渡したりします。
正直、レンズ袋なんてゴミですから、お持ち帰りになる人の方が少ないと思いますけどね。
信頼できるお店とお付き合いしていれば、なんの心配もない部分なんです。

セカンド品からは注意が必要です。
簡単に言えば、コストパフォーマンスを重視した商品なので、見る事が出来ますよ的な商品。
今までと同じ品質の商品名も同じレンズが安くなったのであれば、それはスゴイ事だと思います。

安く販売できるレンズを製造して、あたかも今までと同じ物が安くなったというのは少し違う。
正規品も一時に比べれば安くなったのは事実ですけどね。

1万円なら1万円で販売できるレンズを、いろいろ製造しただけのこと、実際出来上がってみるまでは、そのレンズでの見え方は分かりませんからね。

〇〇社製レンズ付きと表記されてるメガネセットなどは、セカンド品が付いてる場合が多いですよ。
これは購入時に確認する部分です。正規品をセットにしてるお店もあります。お店で、どんなレンズがセットなのか質問してみるといいと思います。

レンズは一般医療機器

ちょっと注意して検討いただきたい部分です。
当店は、当店なりに商品の線引きをしています。粗悪に近い品質の商品を販売しないように努めています。
同じ商品の価格が違う事で、安い、高いを判断されるのは仕方がありませんが、値段だけで買う、買わないを判断するのは、価格だけしか見ていないのでご注意ください。

自分にとって、どのレンズがベストなのか。
自分の目にとって何がいいのかを考えて購入してください。お店のレベル（知識・技術・商品）は全部違います。
最適なアドバイスをしてくれる店舗を探しましょう。

快適なメガネ選びへの第一歩です。最後は、誰からメガネを買うのかということです。

メガネランドハラダ代表　シーンに合わせたメガネ選びアドバイザー地元の北条高等学校卒業後、日本眼鏡技術専門学校へ。卒業後３年間の修行期間を経て、家業のメガネランドハラダへ。愛称はとっさん。