- 2015年06月16日
- カテゴリ:店長の一人言
持ち込みメガネのレンズ交換も承りますけど・・・
既存のフレームを使ってメガネレンズ交換をする。
お気に入りのフレーム、高額品フレーム、想いでのフレームなどなど
レンズのみを交換される場合があると思います。
今回も高額品フレームのレンズ交換を承りました。(持ち込み)
遠近両用レンズで作ったんだけど、全く使ってないんです。
でも遠近両用のメガネをご希望ということで、当店で視力測定、レンズ加工、をしてメガネを仕上げさていただきました。
持ち込みのフレームで、リムレスでフォーマ(玉型)もありませんので、すべて自作。
加工をするまでは遠近両用の使い方をマスターできない。苦手。などと思ってたんです。
しかし、レンズを外してレンズの水平を参考にしようとしたとき、めっちゃくちゃ軸がふってる(ずれてる)。
10度以上かたむいて削ってあるんですよね。
あらぁ?もしかしてコレが原因か?
レンズの穴もまぁ4つとも全部バラバラ、しかもレンズにボンドまで着いてるという。
これ一式購入された時、けっこうお値段だされてると思うんですけどね。
この事が原因で見えにくい。使いにくい。そういう事であれば、きちんと出来上がったメガネなら使いこなせるかもしれませんね。
ということで以前加工されたレンズは全く参考にできない。あてにもできない。
水平確認できるチャートでチェックしながら穴の位置決めて、穴あけ加工しましたけど普通の倍時間かかるんですよね。
手作業ですから縁なしフレームのレンズ穴あけ加工は。(すべて機械でできる加工機も発売になってます)
結局ここでも、僕がよくブログにも書いてます。人なんですよね。
加工する人
当店の場合は、僕です。
ここに技術がなければ、まぁ他のメガネ屋さんがみたら、どこでメガネつくったんや?ってなる訳です。
批判や否定はいたしません。
他人のふりみて我がふり直せです。
自分も気を付けようと改めて思います。普通に加工できればこんな事にはなってない事例。
でもやっぱり、レンズ穴の開け位置がずれてるからボンドって、これはあかんやろおおおお(笑)
もしも、当店の場合ならレンズ再注文して作り直しますから!!
お渡し時、あれ?なんともない。
これなら使えそうって反応がかえってくるのか?楽しみです。ではでは。
原田 敏和
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